教師を目指す人が必ず経験する 教育実習 。
「とにかく大変だった…!」という声を、実習を終えた人からよく聞きますよね。
実際に経験すると、「想像以上にハードだった…!」と驚くことも多いもの。
授業の準備に追われ、指導教員の先生方からのアドバイスを受け、
さらに生徒たちとの関係性を築きながら毎日があっという間に過ぎていきます。
ですが、大変なことばかりではなく やりがいや達成感 も大きく、
「この経験があったからこそ、教師になりたいという気持ちが強くなった!」という人も少なくありません。
そこで今回は、教育実習中に多くの人が感じる 「あるある」 を ご紹介します!
これから教育実習を控えている人はもちろん、経験者も 「分かる~!」 と思わず共感すること間違いなし。
ぜひ最後まで読んで、教育実習のリアルをイメージしてみてくださいね!
教育実習あるある「日々のしんどいこと」をチェック!
睡眠不足が当たり前!? 3~4時間睡眠の日々
授業準備、実習日誌の記入、次の日の教材作り… やることが山積み で、
「気づいたら 深夜3時 !」なんて日も珍しくありません。
そして 次の日も朝から学校 。
「今日は早く寝よう」と思っても、 やることが終わらずに結局寝不足… 。
実習期間中は とにかく体力勝負! です。
毎日プレッシャーにさいなまれることがある
実習中は 生徒の前に立つ緊張感 と、
「自分の授業が生徒の理解に影響する」という 責任の重さ に プレッシャーを感じる 人が多いです。
特に 指導教員が見ているとき は、 失敗できないという気持ち から余計に緊張してしまうことも…。
教育実習あるある! 「日常のささいな嬉しいこと」とは?
ひとりでいると、生徒がしゃべりにきてくれる
休み時間や放課後、職員室に戻る前に 教室でひとりでいると…
「先生~!」と 生徒が自然に話しかけてくれる ことが増えます。
実習生は 最初は緊張してしまう ものの、 生徒と打ち解けていく瞬間 は本当に嬉しいものです。
大変だけど、充実感と達成感がすごい
実習期間中は 本当に忙しく、苦労の連続 。
でも、最終日には「やり切った…!」という 達成感 でいっぱいになります。
最初は うまくいかなかった授業 も、最後には しっかり進められるようになったり 、生徒が「先生の授業わかりやすかった!」と言ってくれたり。
この経験が、 教師を目指す原動力になる 人も多いんです。
教育実習あるある「授業編」をピックアップ!
授業計画は机上の空論!? 予定通り進まない現実
「よし! この流れで授業を進めよう!」と しっかり計画を立てて挑む ものの、実際にやってみると 計画通りに進まない ことがほとんど。
生徒の反応や質問、予想外のハプニングなどで どんどん予定がズレていく んです。
特に初めての授業では 時間配分を間違えてしまう ことが多く、気づいたら「時間が足りない…!」なんてこともしばしば。
でも大丈夫! 最初から完璧にできる人なんていません。
むしろ その経験を次に活かすことが大事 なんです。
一生懸命に取り組めば、その姿勢は 生徒や指導教員にも必ず伝わりますよ!
まっすぐ書けない! 板書の難しさに衝撃
黒板に 板書 するのは簡単そうに見えて、実は とんでもなく難しい んです。
特に まっすぐ書くこと が意外と大変!
ノートと違って 黒板にはガイド線がない ので、気を抜くと 斜めにズレてしまう ことも…。
さらに、文字を 大きく・見やすく・バランスよく 書くのも難しく、「黒板に書きながら話すって、こんなに大変だったの!? 」と実感するはず。
そしてもう一つの問題が 板書のスピード 。
ゆっくり書いていると 授業時間が足りなくなり 、逆に急ぐと 生徒が書き写せなくなる というジレンマ…。
慣れないうちは 簡単な内容でも詰まりがち なので、事前に 何を書くかをメモしておく のがオススメ!
生徒の気持ちが痛いほど分かる! 授業中の「寝る・遊ぶ問題」
授業中に こっそり遊んでいる生徒 や ウトウトしてしまう生徒 。
「どう対応すればいいんだろう?」と悩むのですが、ふと 自分の学生時代を思い出す と…
「そういえば、自分も授業中に寝てたことあったなぁ…」と 先生に申し訳ない気持ちになる んです。
「授業を聞いてほしい!」と思うものの、 全員の集中を維持するのは至難の業 。
どうすれば興味を持ってもらえるのか、 試行錯誤の連続 です。
想定外の出来事が日常茶飯事
「他の先生の授業を急に代わることになった!」
「1コマだけの予定が、2コマ連続で授業をすることに…」
などなど、予想外の出来事が次々と起こる のが教育実習。
最初は 焦ってしまう けど、経験を積むうちに 対応力が鍛えられていく のも事実。
先生方も できると判断したから任せてくれている ので、思い切って挑戦してみましょう!
ハンコがどんどん雑になる
最初は 「しっかり押さなきゃ!」 と 丁寧に押していたハンコ も、日を追うごとに 雑になっていく のが実習生あるある。
忙しさに追われ、気づけば スタンプ感覚 で連打していることも…(笑)。
まるで ノートの1ページ目だけキレイに書く現象 に似ているかもしれませんね。
教育実習あるある!「意外なこと」
付き合っている人がいるか質問される
小学校の低学年ではあまりないものの、高学年になると子どもたちは恋愛話が大好きになります。
「先生、彼氏(彼女)いるの?」という質問は、教育実習生なら一度は聞かれる鉄板ネタです。
「いるよ」と答えれば、「どんな人?」「写真見せて!」とさらに掘り下げられますし、「いないよ」と答えたら「えー!なんで?」と驚かれることも。
中には、「好きなタイプは?」や「結婚するならどんな人がいい?」など、大人顔負けの質問を投げかけてくる子もいます。
恥ずかしくなって「秘密!」と誤魔化しても、「えー!教えてよ!」としつこく聞かれることもあり、まるで記者会見のような状況に。
最初の日はとにかくいろんなことを聞かれる
教育実習の初日は、子どもたちにとって「新しい先生」と出会う特別な日。
「先生、名前は?」「どこから来たの?」「好きな食べ物は?」など、矢継ぎ早に質問が飛んできます。
特に小学生は人懐っこく、自己紹介をした直後から次々に話しかけてきます。
中には「先生の身長は?」「足のサイズは?」と、なぜそんなことを知りたいのか分からない質問をしてくる子も。
あまりに質問が多すぎて授業が始められないこともあり、初日はまるでインタビューを受けているような気分になること間違いなしです。
とにかくのどが渇く!飲み物がカラッカラに
教育実習は想像以上に体力を使うため、気づいたら喉がカラカラになっています。
慣れない環境で緊張している上に、授業中はもちろん、移動や休み時間の対応などで常に動き回ることに。
最初は500mlのペットボトル1本で十分だと思っていても、気づけば飲み干してしまい、「もうちょっと持ってくればよかった…」と後悔することも。
特に夏場の実習では、熱中症予防のためにも1リットル以上の飲み物を持参するのがおすすめです。
母校に行ったら制服が変わっていて驚く
母校で教育実習をすると、「あれ? 制服変わってる!」と驚くことがあります。
自分が在学していた頃とデザインが変わっていると、なんとなく寂しさを感じるもの。
逆に、「今の方がかわいい!」「かっこよくなってる!」と、ちょっぴり羨ましくなることもあります。
制服だけでなく、校舎のレイアウトや校則が変わっていることもあり、懐かしさの中に新鮮な違和感を覚える瞬間でもあります。
知っている先生に「◯◯先生」といわれて不思議な感じに
教育実習で母校に戻ると、かつて自分が生徒として接していた先生たちに再会することがあります。
今までは「○○先生!」と呼んでいた先生たちから、今度は逆に「○○先生」と呼ばれるようになり、不思議な気持ちに。
「先生」と呼ばれることにまだ慣れていないと、つい反応が遅れてしまったり、「あ、はい!」とぎこちない返事になったりすることも。
生徒時代とは立場が変わったことを実感する瞬間です。
休み時間がしんどい!パワーダウンになることも
「休み時間=休憩時間」だと思っていたら大間違い。
小学校では、休み時間は子どもたちにとっての「遊び本番」の時間です。
鬼ごっこ、ドッジボール、サッカー、なわとび…と、次々に遊びに誘われ、気づけば全力で走り回っていることも。
特に、子どもたちは疲れ知らずで、休み時間が終わる頃には教育実習生の方がヘトヘトになっていることも珍しくありません。
たまには職員室で休もうとしても、子どもたちが迎えに来るので、なかなか逃げられません。
指導担当の先生との相性がめっちゃ大切!
教育実習では、指導担当の先生がつきますが、この先生との相性によって実習の快適さが大きく変わります。
優しく丁寧に指導してくれる先生なら、安心して学ぶことができます。
しかし、厳しい先生に当たると、実習中は毎日が緊張の連続に。
逆に、相性が良ければ、実習が終わる頃には「もっと先生と一緒に学びたかった!」と感じることもあります。
教育実習あるある!「生徒たちの意外な姿」
イケメンの先生・美人先生か?チェックされる
教育実習の先生が来ると聞くと、男子も女子も「どんな人が来るんだろう?」と期待します。
女子は「かっこいい先生が来るかな?」とワクワクし、男子は「かわいい先生だったらいいな」と密かに期待。
そして、実際に美男美女の先生が来ると、一気にテンションが上がり、密かにファンクラブが結成されることもあります。
いつもより授業が楽しく感じる
普段は退屈に感じる授業でも、教育実習の先生が担当すると、新鮮な気持ちで受けられるもの。
年齢が近いこともあり、親しみやすく、いつもの先生よりもフランクに話しやすい雰囲気があります。
特別なイベントではないのに、なんとなく「今日はいつもより楽しい!」と感じるのも教育実習あるあるです。
先輩に近くて親しみやすい
特に高校の教育実習では、先生と生徒の年齢差が少ないため、まるで先輩のように話しやすく感じます。
そのため、普段の先生には話しにくい相談を持ちかける生徒も。
恋愛相談や進路の悩みを打ち明けることもあり、教育実習生が「頼れるお兄さん・お姉さん」的な存在になることもあります。
実習の先生が帰るとき、ちょっと寂しくなる
最初は「どんな先生なんだろう?」とドキドキしていた教育実習の先生とも、いつの間にか仲良くなります。
そして、最終日になると「もう帰っちゃうの?」「もっと話したかったな…」と寂しくなることも。
最後に写真を撮ったり、手紙を書いたりして、お別れを惜しむことも少なくありません。
総括
今回は、教育実習でよくあるエピソードを紹介しました。
実際に経験した人なら「あるある!」と共感できるものが多かったのではないでしょうか?
これから教育実習を迎える人は、今回の「あるある」を参考に、実習期間を楽しんでくださいね!